「最近なんだか気分が落ち込みがち…」
実はその原因、脳じゃなくて“腸”にあるかもしれません。
腸と心はつながっている
人の体には「腸と脳はつながっている」という仕組みがあります。
これを専門的には「腸脳相関(ちょうのうそうかん)」といいます。
腸の中では、心を安定させるホルモン「セロトニン」がたくさん作られています。
だから腸の状態が悪いと、気分まで落ち込みやすくなるのです。
研究でわかったこと
オランダの大学が行った実験では、88人の大人に「プロバイオティクス(善玉菌のサプリ)」を飲んでもらいました。
すると、たった2週間で「気分が前より楽になった」と感じる人が増えたのです 。
参考:[nature.com])
また、中国で行われた別の研究では、大学院生に「乳酸菌入りの飲み物」を2週間飲んでもらいました。
その結果、「不安やストレスが軽くなった」「眠りの質が良くなった」という報告もありました。
昔から大事にされてきた腸のケア
昔の日本や海外でも、味噌・漬物・ヨーグルトなどの発酵食品は体にいいとされてきました。
これらの食べ物には「生きた菌」が入っていて、腸を元気にしてくれるのです。
最近の研究でも「発酵食品がストレスや気分に良い影響を与えるかもしれない」と言われています。
どうやって腸を整える?
・毎日、味噌汁や漬物、ヨーグルトを食べる
・食事だけで足りないときは「プロバイオティクスのサプリ」を活用する
これだけで、腸が元気になり、心も軽くなる可能性があります。
まとめ
腸を整えると、気分まで変わる。
これはもう「腸活=心活」と言ってもいいかもしれません。
まずは2週間、試してみてはいかがでしょうか?